日本三大砂丘のひとつである吹上砂丘を有する南さつま市では、らっきょう生産が盛んです。
保水性の低い砂地は基本的に作物の栽培には適していませんが、らっきょうの場合はシャキシャキとした甘く大きなものを育てることができます。
今回はそんな「砂丘らっきょう」の魅力をお伝えします。

らっきょうというと、塩漬けや甘酢漬けのイメージが強いかと思いますが、生でも違ったおいしさが味わえます！
シャキシャキの食感や、水に溶け出やすい栄養をそのまま食べることができます。
薄切りにし、酢味噌あえにすると、夏にもぴったりの爽やかな一品に。
サラダに入れたり、天ぷらなどでも美味しく食べられますよ。

ちなみに、らっきょうの独特のにおいはアリシンという成分によるもの。
豚肉などに含まれるビタミンB1の吸収を助ける効果があるため、豚肉といっしょに食べるのもおすすめです。